562217 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Tomoのアメリカ大好き!!

Tomoのアメリカ大好き!!

3日目

Las Vegasのバス乗り場では、Ameripassでも、普通のチケットを発券される。Los Angeles、Las Vegas方面は、行列が出来ていたが、こちら、Phoenix方面は、10名にも満たない、右側の一番前の席で、足元に荷物を置いて、足を伸ばして寝ることが出来た。
Las Vegasを出たときは一面のライトアップに驚かされた、こんなものは、日本にいたらお目にかかれない、道路にオレンジ色の街灯を綺麗に並べられ、その規模が半端ではない。
2時間ほど睡眠をとっていたら、Lauglin(ラフリン)で休憩だったので軽く食事し、また睡眠、実は2年前ここで1泊していたのである、ところどころで起きるが、暗闇を走っていた、道路沿いに、ライトが無いからだ、自分で運転していたら、危なくて・・・疲れていたのか、フェニックスに着いてから目を覚ます。
アリゾナ州フェニックスに着くと、土砂降りの雨だった、考えればL.A.では雨など降らなかったので、ホント数ヶ月ぶりに見た雨だった。
フェニックスからが、三日目といったところだろうか…

【Phoenix(フェニックス)】  
砂漠の中にそびえ立つオアシスのような近代都市、温暖な気候に恵まれ、
中心部は、高層ビルが立ち並んでいるが、少し離れるとアリゾナの荒涼たる風景が広がる。
グランドキャニオンへの南の玄関口でもある。
L.A.からは、東へ車で約10時間


PhoenixからTucsonまで、2時間、またも熟睡、しかし、Tucsonでは、驚くほど晴れ渡り、とっても暑い、さすが、ガンマン、西部劇の街だ。

★Tucson(ツーソン)とは、この地に住んでいたアメリカ先住民の言葉で、“黒い山の麓”という意味。

その名のとおり、5つの山、3つの大河に囲まれたオアシスだ。
1年のうち360日が晴天という天候のよさも有名って、それは雨降らないッて事じゃん。。。
18世紀にはメキシコ軍のとりでが築かれ、今でもメキシコ色が強い街。
アリゾナ大学周辺を散歩してみたが、、近代的な街並み、学生が自転車で通学と、とても綺麗で落ちついた街並み、ひとつ間違えたら、たんなる田舎町だが、学園都市といった感じが、とてもGoodな雰囲気を醸しだしている。
この街並みから、一歩郊外に踏み出すと、サボテンの林立する砂漠&荒野だ。
ツーソンは、西部劇の舞台という事もあり、「OK牧場の決闘」など観光地もあるようだが、ここでは、4時間弱しか時間が無いので、Downtownを散策するだけだった。


アリゾナ大学の近くの「Jack In The Box」で朝食を取りながら日記を書く、歩きながら思ったのが、空が低く感じられる事だ、空は綺麗な青なんだが、雲が低く感じる為だ。
だけど、山野山頂部分にかかる雲や、青い空白い入道雲は、実に綺麗だ。
街を歩く時は、ラジオウォークマンが、非常に良い、各街のFMを聴きながら歩くのは、最高に雰囲気があって良い、チューニングはJazz、Oldies、そして、ウエスタンに合ったカントリーを選んでしまう。
バスで出発前に、食事をして行こうと思い、「Blooklyn Pizza」というお店で、パスタとアイスティーを、このような街で、行き当たりばったりで入るお店も、ひとつの楽しみだ。

しかし、ここで「問題発生!!」
12:45pmのバスが2:30pm出発と、約2時間の遅れ、バス乗り場で足止めを食う事に、ルートを練り直すが、サンアントニオの観光時間を減らすしかない。
ツーソンを出てFreewayを走っていると、こちらは、青空なのにはるか彼方では雷光がたくさん見え、映画「ツイスター」のように、その周辺の雲だけが怪しい、しかも雨は降っていない。
左後ろは青空、右前は暗雲雷光と、おかしな天気だ、そうこうしていると、豪雨の中に飛び込んだ、前の席だったので見ていたが、とてもじゃないけど、前が見えない。こんな中運転は無理だと思ったが、その後、Key Westに行く時、レンタカーでこういった中を運転する事になった。
しかし、さすがアメリカ、無駄に広大な土地があるだけに、360度天気の違いが見て取れる、BGMには、映画「レインマン」のサウンドトラックがピッタリだ。
360度果てしない荒野、そして、はげ上がった岩山が点在する。
広大な大地の中、Freewayの一本線だけがあるのは、アメリカがいかに広大なのか改めて思い知らされる。この荒野を数百年前までは、馬で走り回っていたと思うと、アメリカ史を、学びたくなった。
さすがに、荒野なだけあって、ラジオは聴けなかったが、CDでChristina Aguileraのアルバムを聴いていた、アルバムの中1~7曲目が良いが、何故かこの時、シングルカットされてない、7曲目の、「Love For All Season」が心にしみたようで、日記にこのタイトルが書かれていた。

8:00pmに、El Paso到着、しかしテキサス州エルパソは、西海岸と1時間の時差があり、9:00pmだった、本当は7:45pmのバスに乗るはずだったが、ツーソンでの遅れで乗れず、11:45pmのバスに乗ることに、時計を1時間ずらして、チケットを発券してもらう。
11:25pmのバスは、 Ft. Stockton(4:35am)で乗り換え(4:55am出発)San Antonioに、10:30amに着く事になり、9:00pm出発だから、充分観光できる。
しかし、エルパソでの、2時間半は無駄な時間だった、外も歩けるような雰囲気ではなく、バスディーポでラジオを聴きながら、日記を書いたりして時間を潰す。
もしもの時の為に、同じルートでも、いくつかの時刻表、また、予定以外のルート時刻表を、ノートに書いておいたので、やはり、念には念を押すべきなのだろう。

エルパソの事は、全く調べていなかったが、メキシコとの国境の街ということもあり、ヒスパニック系が多いようだ、そういえば、ラスベガスを出て、日本やアジア系の人は見かけない。

【El Paso(エルパソ)】
ニュー・メキシコ州、メキシコとの国境付近にある街らしく、スペイン語が飛び交う街。
英語よりスペイン語のほうがよく通じる、リオ・グランデ川を隔てたメキシコへは安い通行料で簡単に行き来ができる。ツーソンから車で約6時間。
【Juarez(ファレス)】  エルパソから、リオ・グランデ川を隔てたすぐ南にあるメキシコ領の街。
川には大きな橋が架かっていて歩いて渡れる。ファレス へは、往復25¢程度の通行料を払うだけでいい。


こういった知識、帰国して本を読んで始めて知る。知っていればもう少し違った、日程表になっていたのかも・・・(だって、Las Vegasは2年前に行っていた訳だし、まる2日も時間をさく必要は無かったのではと、思ったりもする、そういった意味で、あと2.3回は、アメリカ横断しようと思う。



ここまでは、運良くバスの乗客が少なかったので、ニ席分の場所が取れて足を伸ばせて寝れたが、El Paso~San Antonio間は、でっかい黒人が隣だった為ゆったり出来なかったが、それでも睡眠が取れた。
エルパソを出て眠っていると、いきなり、ポリスに起こされた、なんだ?と思うと、バスはフリーウェイで止められていて、イミグレーションのチェックを乗客にしていた、カリフォルニアの運転免許を提示したが、パスポートも見せろと言われる。
あれは、エルパソが、メキシコとの国境で、深夜バスだったので、国境警備隊の不法入国チェックだったのだろうか・・・
これで、2泊をバスで過ごした。
ここまでで、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、ニューメキシコ、と4州を駆け抜けた事になる。


© Rakuten Group, Inc.